声変りすると身長が止まる!?

声変りすると身長が止まる!?

男の子は中学生になったころ、早い子では小学生高学年頃から声変わりが始まってきます。声変わりをすると一気に大人に近づいたような気がしますが、「声変わりしたら身長が伸びない」という話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?声変わりの時期というと、ご両親だけでなく 子様本人が、自分の身長についていろいろ気になりだす時期でもあります。そんな時期にもう身長が伸びない、と言われると、とくにそれまであまり身長が高くならなかった子にとってはとてもショックです。本当に声変わりをすると身長が伸びなくなるのでしょうか?

 

身長は、骨の先端にある軟骨細胞でできた骨端線という組織が成長することによって伸びていきます。この骨端線は、成長ホルモンの刺激を受けて成長します。成長ホルモンの分泌が最も活発になるのが思春期の頃で、この時期をピークに徐々に成長ホルモンの分泌が減っていくため、成長も緩やかになりやがて完全に止まります。

 

思春期は医学的には第二次性徴と呼ばれており、大人の身体へと変化が現れる時期です。第二次性徴が終わると身体が大人になり、これ以上の成長は必要がないということになります。第二次性徴には3つの段階があり、前期は睾丸の発達、中期は体毛の発達、そして後期が声変わりです。つまり声変わりは第二次性徴が終わりに近づいていることを意味しているのです。

 

声変わりと身長との間には、確かに関係があることがわかりました。ただし、声変わりをしたから身長が止まるわけではなく、成長期の終わりごろに声変わりをするということです。ただし、声変わりをしたからすぐに成長が止まるわけではなく。徐々に伸び率が減るだけでその後もしばらくは、わずかずつではありますが身長は伸び続けます。声変わりの時期までに十分に身長を伸ばすことができなかったお子様も、あきらめずに十分な栄養や睡眠、適度な運動を心掛けて少しでも身長を伸ばしてあげましょう。