背が低いと子供はどんなコンプレックスを抱える?

背が低いと子供はどんなコンプレックスを抱える?

大人になって背が低いと、何かとコンプレックスを感じることが多くなりますが、子供でも背が低いことでコンプレックスを抱えている子は多いようです。

 

例えば運動会や朝礼で背の順に並んだとき、後ろに並ぶ子たちは手を前に伸ばして立つけれど一番前の子は一人だけ手を腰に当てたポーズで立ちます。この一人だけ違うポーズで立つことが、なんだか背が低いことをことさらに強調されているような気がして恥ずかしいと思う場合があります。

 

また、背が低いとどうしても体育の授業で遅れをとってしまいます。もちろん、背が低くても運動神経抜群の子供はたくさんいますが、たとえばバスケットボールやバレーボールのような背が高い方が有利な競技では、背が低いことでチーム全体の脚をひっぱってしまうことにもなりかねません。チームのメンバーに申し訳ないし、ひどいときにはそれが原因でいじめに発展するケースもあり、これも大きなコンプレックスとなるでしょう。

 

小学校高学年になると、周りの子供たちは成長期を迎え、どんどん大きくなっていきます。そんな中、一人だけ取り残されたように背が低いままだと、いつまでも子供のような気になるし、周りの子たちから威圧感を覚えるようにもなります。時には「チビ」などと馬鹿にされたりすることもあるでしょう。これがさらに身長に対するコンプレックスを大きくしてしまうのです。

 

また、家庭内でもコンプレックスを大きくしてしまう可能性があります。子どもの背が低いことを気にしたご両親が、無理矢理にでも栄養を取らせようとしたり、運動や睡眠を強制したり、1日に何度も身長を図ろうとすると、子供は「やっぱり自分の身長は異常なんだ。」「背が高くならなければいけないんだ」と自分の身長に対する意識をより大きくしてしまい、どんどんコンプレックスは強くなっていってしまいます。

 

子供にとっては身長はとてもデリケートな問題です。子どもに身長が低いことによるコンプレックスを植え付けないよう、家庭内でも気をつけて子供と接する必要があるのかもしれません。